新しい電鍵を入手しました。SUR工房 CIR-37S です。
待望のシングルレバーパドルです。
2019年でしたでしょうか。ハムフェアでSUR工房さんのブースを訪ね、店番(?)の方に電鍵を勧められたときに 「シングルレバーがあるといいんですよねー」とお話したこともあったのですが、それをついに手に入れることができました。
私は複式電鍵として使っています。
ハードヒッターの私には、しならないレバーはとても打ちやすいです。
打鍵音も静かです。
ただ、底面にマグネットは付いているのですが、強く叩くと左右にすべりやすいので、私はSUR工房さんに教えていただいた、基台とパドルの間にすべり止めシートを挟む方法で対処しています。
早速「和文電報練習帳」で何通か打電してみました。 私は一総通の電気通信術試験のときに GHD のシングルレバーパドル GF-501A を複式電鍵として使って受験したのですが、 しなりのあるレバーですと力が入り過ぎると符号が「トロトロ」という感じになったりと力加減が難しいです。 しかし、CIR-37Sのレバーはしなりがないため、多少力を入れても弾くように打鍵ができ、力加減を意識せずに打電に集中できます。 電気通信術試験でも十分に使える複式電鍵だと思います。複式電鍵で電気通信術の試験を受ける方はほとんどいないと思いますが。
パドルを複式電鍵化するには、JN1EMG さんに教えていただいた、ステレオ/モノラル変換プラグを使用しています。 ステレオ側の L と R が一緒になって、モノラル側に信号が流れるということのようです。
美しく、かわいく、打ちやすい。今ではメインの複式電鍵になっています。
(追記: 2024-09-26)
私がCIR-37Sを打鍵しているようすが hamlife.jp のSUR工房さんの記事に掲載されています。
www.hamlife.jp