パソコンのシリアルポートに電鍵が接続できるようになると、次はエレキーを試してみたくなりました。
価格の安さでいうとマルツのエレキーキットがよさそうですが、電子工作はほとんどしたことがないのでほぼ確実に失敗するはずです。
CQ出版やGHDから出ているキーヤーはその豊富な機能を使いこなせる気がしないので、数万円も出すのはもったいない気がしていました。
そんなとき、先日DitDahChatで交信した方のブログを拝見してこのエレキーヤーのことを思い出しました。
総合無線通信士試験を意識して開発されたというこのエレキーヤーが発売されたのが、ちょうど一総通にチャレンジ しているときでしたので気になっていました。 縦振電鍵は速く打てないし、試験で使えそうなエレキーヤーも練習を始めた頃は見つけられなかったので、 試験本番では複式電鍵を使うことになりましたが、これがあったらエレキーで受験していたと思います。
音にこだわっているということもあり、耳にやさしいきれいな音がします。また、ケーブルが4種類も付属していて シリアルポートへの接続には助かりました。
さっそくこのエレキーヤーを接続して打鍵してみると、うまく動作しました。
ユーザーの方からエレキーは使えますかと問い合わせがあったとき、「たぶん」としか答えられなかったのですが、
これからははっきりと答えられます。
ただ、エレキーヤー自体は何の問題もないのですが、アプリ側に気になる点がありました。アプリ側のモニター音が少し遅れて聞こえます。
アプリ側のモニター音をガイドに打鍵していると余計な短点が出てしまったりします。
これはユーザーさんのリクエストで追加したサイドトーンの音量調整機能が役に立ちました。アプリ側の音を絞り、エレキーヤーの
モニター音を聞きながら打鍵することで、タイミングを狂わされることなく送信できるようになりました。
「エレキーが使えないのでちょっと...」という方もいらっしゃったので、これでDitDahChatに参加していただける方が増えるとうれしいです。
