プログラミング
ふとCWキーヤーを作ってみたくなりました。まずはソフトウェア的にどのような実装になるかを試してみたかったので、DitDahChat(実験版)に実装してみることにしました。次のXのポストに載せた動画のようになりました。シリアル経由でパドルも接続できます(…
A1 CLUB様からのご要望とアイデアにより、初心者やお子さまを対象にしたモールス信号体験アプリを作成しました。 イベントなどで行うモールス信号体験でモールス信号を解読するデバイスやソフトウェアをお使いの方もいらっしゃると思います。 一般的なモール…
2025年3月27日放送の第670回「QRL」の中で再び DitDah Apps をお取り上げくださいました。 qrl-599.seesaa.net 4月に開催されるALL JAコンテストのお話しの中で、コンテストに向けた受信練習ツールとしてのご紹介です。パーソナリティの JK1MIG さんはこのア…
これも少し前の話ですが、R16 Friendship Radio(R16FR)さんの同人誌「フレンドシップラジオカタログ Vol.2」に記事を載せていただきました。記事の内容はこのブログに書いてきたブラウザを使った無線機の操作について短くまとめたものです。発表の場をいた…
少し前のことですが、CQ誌2025年2月号のJE1TRVさんの連載「以心電信」でDitDah Remote Keyerを取り上げてくださいました。DitDah Remote Keyerは、手送りしたモールス符号をリアルタイムで遠隔地に送信し、遠隔地にある無線機からCWモードで送信するものをウ…
前回はスマホの画面上で叩いたモールス信号に合わせてスマホを振動させてみました。 ji1jdi.hatenablog.com 今回は、この振動機能を現在テスト中の新しいDitDahChatに取り込んで、ネットを経由した振動によるモールス通信を試してみました。この機能は、盲ろ…
DitDahChatはSkyWayというビデオ・音声通話アプリを簡単に作れるサービスを利用しています。DitDahChatはその旧版のSDKを使っているのですが、2026年4月30日に利用できなくなるため、新しいSDKに置き換える必要があります。 現在、SDKを置き換えた実験版を次…
前回の記事ではウェブブラウザから端末を振動させる Vibration API を試してみました。 ji1jdi.hatenablog.com 前回は次の図のように単語をモールス符号に置き換えたものを再生する形式でしたので、振動させる単語をあらかじめ用意する必要がありました。 今…
2023年にリリースした「DitDah Player」は、少しずつながらユーザー数を増やしています。先日確認したところ 71 名になっていましたが、今朝確認したところでは 67 名でした。このように増減を繰り返してはいるのですが、ユーザー数は少しずつ伸びています。…
前回は起動中のTurbo HAMLOGの交信データ入力ウィンドウにデータを送るところまで試しました。 ji1jdi.hatenablog.com 今回は交信データ入力ウィンドウに入力されている内容をPythonから取得してみます。 Turbo HAMLOGと他のアプリケーションとの間でデータ…
前回まではTurbo HAMLOGデータベースを付属のライブラリHAMLOG50.DLLを介してPythonから操作してきました。 ji1jdi.hatenablog.com HAMLOGにはデータベースを直接アクセスする方法以外にも、Windowsのウィンドウメッセージを使ったアプリケーション間でデー…
前回はPythonを使ってTurbo HAMLOGデータベースへの交信データ登録を試してみました。 ji1jdi.hatenablog.com 今回はTurbo HAMLOGデータベースの交信データを変更してみます。 仕様書によるとTHW_update関数で交信データの内容を書き換えられるようです。プ…
前回はTurbo HAMLOGのライブラリHAMLOG50.DLLに定義されているデータ構造で気になるところを調べてみました。 ji1jdi.hatenablog.com 今回はTurbo HAMLOGデータベースに交信データを登録してみます。 まず、交信データを保持するTQsoBuff型の「QSOバッファ」…
前回はTurbo HAMLOGのライブラリHAMLOG50.DLLをPythonから操作して、HAMLOGデータベースに保存されているデータを読み込むところまで実装してみました。 ji1jdi.hatenablog.com 今回は実装していたときに気になったところを調べてみます。 交信データの読み…
Turbo HAMLOGには大変お世話になっています。最近では記念局のような長いコールサインの局も最新版で対応になり、加須市合併15周年記念局 8J1KAZO でも電子QSL交換に利用させていただいています。 私自身はまだ初心者ユーザーでまったく使いこなせていないの…
盲ろう者のコミュニケーション手段としてモールス信号を使う取り組みをされている方がいらっしゃいます。その取り組みの中で遠く離れた人とリアルタイムにコミュニケーションができる可能性のあるツールとして DitDahChat を紹介してくださっています。詳細…
前回は送信所と操作所の間で音声のやり取りができるところまで実装しました。今回はリモートCWキーイングを実装します。 音によるCWキーイング 操作所の電鍵でモールス符号を打鍵することで、Web Audio API の低周波発振器によりモールス信号音を発生させま…
はじめに ウェブブラウザは単にウェブサイトのページを表示するだけでなく、様々な多くのことができるようになっています。インターネット上では様々なサービスが提供されており、メールや文書作成、映像/音声/テキストをやり取りするコミュニケーション、ゲ…
これまでの記事の中で、表示されているページ上の選択されたテキストをモールス符号で再生する機能を作成してきました。和文モールス符号についてはふりがな(ルビ)が振られているテキストに限定されますが、当初想定していた機能は実現できました。 ji1jdi…
前回の記事で Chrome 拡張機能を使ってページ内の選択されたテキストをモールス符号に変換して手軽に再生できるようになり、欧文モールス符号の聞き取り練習をするためのテキスト素材がだいぶ楽に準備できるようになりました。 ji1jdi.hatenablog.com 次は和…
Chrome 拡張機能を使ってウェブページのテキストをモールス符号に変換して、その場で再生できるか試しています。前回までの記事でモールス符号を再生できることまで確認しました。 ji1jdi.hatenablog.com この時点ではまだ自分でテキストを入力するか、ペー…
次の記事に書いたように、モールス符号の聞き取り練習用のテキストを用意するのは手間がかかります。 ji1jdi.hatenablog.com これを少しでも楽にできないかと考えています。その一つの方法として Chrome 拡張機能を使ってウェブページのテキストをモールス符…
最近は DitDah Apps 向けのソフトウェア部品のネタになるものを探しています。先日、モールス符号のデコードについて調べていると、AI を用いてモールス符号を認識する Morse Code Toolkit というものを見つけました。 github.com NVIDIA NeMo という会話型 …
無線機をソフトウェアで操作するときの制御方式の説明で「CAT」という用語が出てきます。次のようなものです。 CATコントロール CATオペレーション CATコマンド CAT通信 CAT制御 CATインターフェイス CATプログラム 八重洲以外の無線機(ICOM、Kenwood)のマ…
前回の記事で Emacs Lisp を使って無線機の情報を取得してみました。今回はウェブブラウザから取得してみます。 ウェブブラウザは Chrome を使用しています。シリアルポートからの読み込みは次の記事が参考になります。 developer.chrome.com Emacs Lisp で…
前回の記事でウェブブラウザから CW キーイングができることが確認できました。次は無線機から情報を取得したり制御ができるかを試してみたいのですが、その前に CI-V の復習をしたいと思います。 以前、Twitter に次のようなツイートをしました。Emacs Lisp…
ウェブアプリ DitDah Apps シリーズに組み込む前のソフトウェア部品の実験用として、DitDah Parts シリーズを始めました。 最初のソフトウェア部品は CW キーイングです。 CW キーイングといっても、エレキーのような自動で短点と長点を発生させるものではな…
モールス通信に興味がある方がクラブに来たときに視覚的に紹介できるものもあるとよいと思い、昔あったモールス印字機や昨年の「R16FRもくもく会文化祭」で拝見した「CWプロッター」を参考に DitDah Apps にしてみました。 棒グラフとオシロスコープはMDNの…
久しぶりにモールス符号練習アプリを作りました。書き取り(タイピング)練習ができる「DitDah Dictation」です。 使用しているフレームワークのバージョンが新しくなり、置き換えを進めています。以前はフロントエンドの知識がほとんどない状態でしたので、…
DitDah OscillatorをPeanutで利用しているというOMさんからDTMFのトーンを出せないかというリクエストをいただきました。 Peanutの場合はシングルトーンの音声を通すけれども他の通信システムは通さないそうで、モールス符号の送信にDTMFを使っているとのこ…